2013/10/18.Fri

Gravity 80点

gravity2.jpg

公開日の先週の木曜1日だけで140万ドルを稼ぎだした大ヒット映画です。
批評家からも大絶賛されています。

ストーリーラインはいたってシンプル.
ライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は医師で宇宙飛行士として
今回初めてのスペースシャトルミッションに就きます。
それを指導するのがベテラン飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・
クルーニー)。
彼にとってこれが最後のミッションでこの任務の後リタイアする予定です。
船外活動中、宇宙空間で緊張を隠せないストーンをコワルスキーは
軽口でリラックスさせようとします。

gravity.jpg

そこに無数のスペースデブリ(宇宙ゴミ)が飛んで来て、シャトルを破壊し
2人は宇宙に投げ出される・・・。さて果たして生還出来るのかー。
初めの15分でここまでの話になります。

サンドラ・ブロックが衝突の衝撃で無限の宇宙空間にクルクル回転しながら
放り出されている映像・・。怖いです。
予告編にもこの映像があるのでこれはネタバレにならないと思います。

●とにかくこの映画はまず映像がすごい。
ぜひ3Dで、出来ればIMAXで見る事をおススメします。

宇宙に浮かぶ地球の美しいこと!
美しさと同時に、人間がこの美しい星に恐るべき環境破壊を
もたらしている事を考えると泣けて来ます。

そしてスペースシャトルや宇宙ゴミの破片が飛んでくる
映像、3Dで見ると自分に向かって飛んで来てぶつかりそうな
迫力で、観客も思わずよける姿勢をしていました。

gravity-movie1.jpg

●そして無重力状態の描写もすごい。
シャトルの中でもちゃんと浮いています。
涙を流しても涙は頬を伝わず、空中に水の玉となって浮遊し、
飛んで来ます。

これを見ると「スターウォーズ」も「宇宙戦艦ヤマト」も
重力あったよなー、あれは何だったの?という感じ。
ハンソロもチューバッカも普通に座ったり歩いたり
してたなー。

宇宙飛行士の人にインタビューしても、宇宙飛行士ものの中では
かなりこの映画は真実の映像に近いらしいです。
反対に「ハルマゲドン」はダメらしい。

●そして何より感銘を受けるのは「生きる事をあきらめない」こと。
危機に直面すると誰でも死にたくないから必死で生き延びようとします。
でも必死にもがいてもがいて、更に「それでももうこれはどう考えても
ムリでしょ?」という状況でどうするか。
そこが運命を分けるのか、いくらあがいても無力なのか。

実はサンドラ・ブロック演じる飛行士は幼い娘を亡くした過去が有り、
積極的に人生を生きる、楽しむ、という状態では無かったのです。
それが「死」と向き合ってどうなるのか。


主演のサンドラ・ブロック。
sandra-bullock-gravity888

とても40代後半だと思えないたおやかさが有ります。
シャトル内に下着だけで浮かぶ姿も美しい。
彼女は東日本大震災の後、日本の被災地に100万ドル
寄付してくれたのでした。
4度に渡って大きな災害の被災地に100万ドルずつ寄付しているそう。
美人というより内面からの美しさや強さが容姿に現れている印象です。

そしてジョージ・クルーニー
GGGGG.jpg

映画最初の軽妙なジョークを交えたトークが後のシーンに生きて来ます。
彼もまた人道支援に力を入れている人物です。
スーダンダルフール問題には特に熱心で、ホワイトハウスのオバマ大統領に
直訴しに行ったり ↓
220px-George_Clooney_-_White_House_-_October_2010.jpg

自らスーダン情勢を監視するスパイ衛星に資金を投じたり、去年3月には
ワシントンDCのスーダン大使館前で抗議行動をして拘束までされています。
2008年/12年の大統領選挙でオバマ大統領支援していた事でも有名です。

登場人物はほぼ2人なのですが、
地球のNASAの管制官の声だけの出演が実はエド・ハリス!
(↓ 写真は「アポロ13」より)
ATM-Object-Ed-Harris-Apollo-13.jpg
彼は映画「アポロ13」でも同じ役職の人物を演じており、
小粋なキャスティングが憎いところ。

ということで、映像の素晴らしさと、生きる為に「あきらめずにやれることを
やりぬく」スピリットを見せてくれた事に感謝して80点。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてちょっと脱線。
「もうこれはムリでしょ、という危機に直面してどうするのシリーズ」で
最近印象的だったのは、「Life of Pie」。

Life-of-Pi.jpg

「Gravity」が一刻を争う即座の判断の元に90分のほぼリアルタイムの中で
手に汗握る展開になるのに対して、「Pi」の方は長丁場です。
乗っていた船が嵐で沈没して虎と共にに投げ出され、
救命ボートで大海を漂流する、というこれまた
「助かるの、ムリムリムリ!」という状況。
長いだけに飢え、孤独、絶望感にも飲み込まれそうになる。
心の中の苦しい葛藤の経過も描かれ、予想もつかないエンディングに
なるのですが・・・。
これも映像の美しさも相まって大好きな映画です。


↓  クリックして下さると嬉しいです!!
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ
にほんブログ村





映画 | Comments(12) | Trackback(0)
Comment
No title
●気になる映画ですね。
現時点では日本では余り紹介されてないですが
「ゼロ・グラビティ」というタイトルでお正月映画として公開されるみたいです。
ウチは田舎だからIMAXの上映が無い
Re: No title
> ●気になる映画ですね。
> 現時点では日本では余り紹介されてないですが
> 「ゼロ・グラビティ」というタイトルでお正月映画として公開されるみたいです。
> ウチは田舎だからIMAXの上映が無い

IMAXでなくても大きめのスクリーンだったらいいですね〜。
私が見たのは映画館なのに本当に小さめで視界に人の頭とか
椅子が入って来て宇宙空間に浸りきれなかったんです。
楽しまれますように♪
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Only the administrator may view.
Only the administrator may read this comment.
Comment is pending approval.
Comment is pending blog author's approval.

管理者のみに表示